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2016年9月29日木曜日

有馬玩具博物館 II

有馬玩具博物館の2回目。

5階の展示場。ここでは現代のおもちゃを取り扱っている。


シンプルな形の積み木や縫いぐるみなどが展示されている。自由に手で触ったり、組み立てたりできるようにテーブルと椅子が備え付けられている。子供にとっては楽しい遊び場にもなる。

動物のぬいぐるみ。 造形がしっかりしており、動物の表情が豊かです。




動物のぬいぐるみの制作には多くのパーツが必要になる。
それと職人さんの丁寧な手仕事だね。


ヨーロッパの木製おもちゃ


同じくヨーロッパのお人形、ぬいぐるみなど。



木製の組み立ておもちゃ


色んなタイプがある。




さて、これからは館員のお姉さんのよる、組み立て玩具の実演です。説明などは、すっかり忘れてしまっているので、写真をご覧になり組み合わせなどは適当にご想像ください。






どうしても長いと積み木は傾いてしまいますね。 

8個のL字型の木型と1個の正方体からどのような造形ができるであろうか?




許可を得て実演中の館員さんのお写真を撮らせて頂きました。玩具が好きでたまらないという感じの素敵なお姉さんです。


宇宙人みたいなのも作れます。



木製のブロックおもちゃ


そして、この博物館のメインである4階へと下っていく。


4階は からくり/オートマタ の階である。

面白い展示物で一杯でした。時間を忘れて見入っていました。

4階入り口にある、振り子とねじで動くおもちゃ


メリーゴーラウンド風のおもちゃ


動く日本のおもちゃと言えばからくり人形人形浄瑠璃の人形を思い出す。それらも展示されている。

浄瑠璃人形



初菊と思われるが定かではない。 淡路人形まつり 

からくり人形である、茶運び人形


以前写真で紹介したことがある。これです。 鳴門香川訪問記 III  讃州井筒屋敷  



茶運び人形


鐘つき人形  いわゆる神戸人形です。人を驚かすためにこのような表情になっている。



舌を出したりして表情がユーモラスですね。


からくり人形については、わらべ館  I おもちゃの部屋 でも写真をアップしたことがある。



ねじ一つ巻くだけで、複雑な運動ができるものです。

こんな変わった動くおもちゃもありました。

びっくりキョンシー  お腹を押すとドクロが登場するらしい。



その各構成パーツ

その他オートマタは驚くほど沢山展示されています。 その他の動くおもちゃについては、次回にまわそう。

今回はこれでおしまい。

2016年9月28日水曜日

有馬玩具博物館 I 

今回は、神戸案内のシリーズで北区の有馬にある有馬玩具博物館の紹介である。取材は済ませていたが、ワイフが倒れてしまい記事を書くどころではなくなり長らく放置していた。もう7ヶ月も経ってしまった。月日の経つのは早いものだ。その当時と比べると我々の生活は激変した。本当に人生には何が起こるかわからないものである。

ワイフは生きており、母も小康を保っている。私も何とか大きな病気にもならず、このようなブログ記事を書けるようになっただけでも幸せとすべきであろう。

と、日々の月並みな感慨を述べてから、記事を始める。

有馬玩具博物館は、神戸電鉄有馬温泉駅を降りて徒歩で5分位のところにある。

この建物です。6階建てのビルである。壁にはピエロのあやつり人形が架かっている。開館は2003年なので、まだ10年少々である。



玩具好き、特にオートマタの好きな人にとっては、この博物館は新たな聖地になっている。

それでは Wikipedia から基本情報をゲットする。

有馬玩具博物館

   
Japanese Map symbol (Museum) w.svg 有馬玩具博物館
Arima Toys & Automata Museum
Arima toys & automata museum.jpg
有馬玩具博物館外観(坂下から撮影)
施設情報
館長西田明夫(2009年まで)
管理運営株式会社御所坊
開館2003年7月19日
所在地651-1041兵庫県神戸市北区有馬町797番地
位置
北緯35度0分33.8秒 東経135度45分44.4秒 / 
北緯35.009389度 東経135.762333度 / 35.009389; 135.762333座標: 北緯35度0分33.8秒 東経135度45分44.4秒 / 
北緯35.009389度 東経135.762333度 / 35.009389; 135.762333
公式サイトhttp://www.arima-toys.jp/

正面入口


有馬玩具博物館(ありまがんぐはくぶつかん)

六甲山北麓の有馬温泉郷にある博物館。金の湯の直ぐ近くに2003年開館した。

概要:

「グリコのおまけのおもちゃ」のデザイナーで知られる加藤裕三(2001年没)が、有馬温泉を何世代にもわたって観光客に愛してもらう方策の一つとして、おもちゃを通じてまちづくりを行うことを提唱した。その考えに共感した有馬温泉の旅館・御所坊の金井啓修が古い旅館を改装し、博物館の建物に転用した。

 

加藤裕三氏とその著書「グリコのおもちゃ箱」

加藤の没後は世界的な、からくり人形作家として知られる西田明夫(2009年没)が引き継ぎ、館長に就任した。



西田明夫氏とその仕事を纏めた図鑑「摩訶不思議図鑑」

西田館長は、館員にも大層慕われた名館長だったようです。 ありがとう館長



入館費等のデータはつぎのようになっている。2016年9月現在です。



  • 入館料 - 一般800円、子ども(3歳以上)500円
  • 開館時間 - 9時30分~18時(入館は17時30分まで)
  • 休館日 - 不定休


  • パンフ



    裏面




    パンフにあるように、6階建てで各階の構成は次のようになっている。

    6F 展示室  ドイツの伝統的おもちゃ

    ドイツ東部・エルツ地方で長年培われた、マイスターの技が光る「伝統的なおもちゃ」。6階ではクルミ割り人形や煙出し人形など、おもちゃ職人の手によって生み出されたミニチュアのおもちゃをご覧下さい。

    5F 展示室  現代のおもちゃ

    シンプルな形に「遊び」をギュッと詰め込んだ積み木やぬいぐるみ…。子どもたちは「遊び」を通して自分をとりまく世界と触れあっていきます。5階ではヨーロッパを中心としたおもちゃをご紹介。実際に遊んでいただける「プレイスペース」もご用意しています。


    4F 展示室  現代のからくり、オートマタ

    人形が釣りをしたり魚を食べたり。イギリスからやって来たからくり人形・オートマタのユーモラスな動きは、簡単な仕掛けの組み合わせです。4階ではその仕掛けの解説からオートマタまで、動かしながら楽しんでいただけます。


    3F 展示室  ブリキのおもちゃと鉄道模型

    現代によみがえった懐かしいブリキのおもちゃたち。1950年代まで日本はブリキのおもちゃの一大生産国でもありました。3階ではそのブリキのおもちゃの歴史と制作工程、ドイツ・メルクリン社の鉄道模型をご覧いただけます。


    それでは、博物館に入場である。

    1階のミュージアムショップである。各種のおもちゃが売られています。全て手作り感のある品です。


    同じく1階のアトリエ。 ここで子供達に工作を教えたりする。


    部屋のコーナーに立っているレゴ風のくるみ割り人形。


    小さなエレベータで一気に6階まで昇る。6階から階下に見ていく順序になる。2階はレストランになっている。


    6階入り口に立つ番兵。 やはりくるみ割り人形である。



    6階は、ドイツの伝統的なおもちゃ で、



    展示品の数々をアップする。

    見ているだけで楽しいですね。







    ドイツのおもちゃ街道というのがあって、その街道のおもちゃ作りの村々の紹介やその製作品の説明があった。館員のお姉さんの丁寧な説明がありました。


    くるみ割り人形等のそれら人形の数々。















    そして階段を降りて5階に下りる。

    ここが5階入り口の展示。

    5階の展示品の紹介については、次回にまわす。電波状況が悪いのか、限度以上のデータのやり取りをしているのかわからんが、何度も入力画面がフリーズしてしまいお手上げである。

    今回はこれでおしまい。