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2017年5月31日水曜日

バルセロナ旅行記 XVIII

1年以上もの長い間中断したままになっていた、バルセロナ旅行記を再開する。ワイフが倒れた昨年の3月21日以来半年以上ブログを書く時間などは全くなかった。それどころではなく、ワイフの看護、母の見守りと家の管理、週一の非常勤講師、日常の主夫業、お金の出し入れ業務等々、休む間もなく働いていた。足をもつらせて植木鉢で胸を強打して1月あまりコルセットをしていたこともあった。でも動かざるを得ない。大きな病気にもならずよく1年以上も保ったものです。そう云えば当時10日に一度位だが、疲れ果てて起き上がれない時があった。それでも私が倒れたら、ワイフも母も潰れてしまうと必死でしたね。1年と2ヶ月たって、元通りではないが、何とか普段の生活はできるようになってきた。母も元気で施設で暮らしている。私の主夫業も板についてきた。何はともあれ有難いことです。

旅行記再開に当たって、つい余計な感想を述べてしまった。

さて思い出しながらバルセロナ旅行記つづけることにする。それにしても写真を見てもすっかり忘れているね。健忘症ここに極まれりというところか。

前回は、モンジュイック城へ向かうゴンドラに乗った話でした。
バルセロナ旅行記 XVII

今回は到着したモンジュイック城観光の前篇である。

お城の城壁内にあった回転式の大砲


モンジュイック城壁にはためくカターニャの旗


お壕の芝生


もう一方の壕は、花壇になっている。


お城の入り口

城壁 一部工事中でした。


お城の前庭にある大砲  同じタイプの回転式砲台である。



ここでモンジュイック城の入場券を購入する。大人1名が5ユーロで、65才以上は3ユーロであった。

チケットの画像 上から 

1) 3名分で15ユーロのモンジュイック城入場券

2) 65才以上(私一人)のモンジュイック城入場券

3) ガウディの家博物館の入場料 入館料大人5.5ユーロで、高齢者割引はなし。
   バルセロナ旅行記 XVI

4) バルセロナ水族館入場券  値段は憶えていない。かなり高かったような気がする。


である。4)については、次回以降に解説する。


入場券を持ってお城の中に入る。

入り口ゲート

城門を抜け中に入る。


城壁の奥にロの字型のレンガ造りのがあり、その屋上はテラスになっている。

モンジュイック城は、要塞として1799年に築かれた。19世紀以降は獄舎として使われ、フランコ政権下では、数知れぬアナーキストやコミュニストがここで処刑されたという。

だからお城といっても、王と妃が住むイギリスのお城とは様相が異なっている。


城の外観  屋上に見張り台が立っている。


眼下に広がる景色



たなびくカターニャの国旗

バルセロナ市街の景色

市街を背景に記念写真を撮るカップル。 偶然写っていただけです。





モンジュイック城の外壁  城は平屋で高層にはなっていない。そもそも要塞だから当然かもしれぬ。


お城の外庭

ここからも市街の景色が四方八方見渡せる。


カタルーニャ美術館


城を囲む城壁の角で、薄くなった髪の毛をたなびかせる爺さん。


この通路を通って、城の中庭にでる。

中庭  レンガ敷きの広場になっている。 兵の集合場所でもあったのだろう。


なぜか日時計が設置されていた。 最初は望遠鏡か何かだと思ってしまった。
 

中庭を四方に囲むようにしてお城が築かれていて、大きな部屋が連続して繋がっている。その出入り口の穴が壁に開けられている。


階段を上がって屋上テラスにでる。

テラス ロの字型のテラスだが、その巾は思った以上に広い。

屋上テラスの散策写真


テラスの4隅には、小塔が建てられている。


衛兵と思しき爺さんがいる。


テラスからバルセロナ市街を望む。




上空にカモメが一羽


テラスから眺めた中庭



テラスから眺めた城の外庭



しつこく撮影しているが、バルセロナの街並み。


Wバルセロナ ビーチに直結した5つ星ホテル。


修復中の城壁  


バルセロナ港の風景




港に停泊するタンカー

この様に充分にテラスからの眺めを堪能したのでした。

城壁角の小塔  ご夫婦が自撮り棒を使ってツーショットを撮っていました。これも偶然写ってしまったのです。


海に向かって砲身を突き出す機関砲二機。 これらは、城の外壁内に置かれている。



そして左側にある階段を下って、城の外に出たのであった。


今回はこれでおしまい。次回は後篇で、お城の展示場と外庭の見学記である。