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2018年5月31日木曜日

ナポリ旅行記 LII ナポリ歴史地区(11)

長い時間パソコンの前に座っていると腰痛が増すのでブログ記事はこの所さぼっている。昨日講義終了後雑談の際、学生さんからブログのナポリ旅行記を見ている(楽しんでいる)と聞いた。講義原稿は読んでいるだろうがブログ記事を読んでいる学生さんがいるとは案外でした。ならば旅行記で写して来た風景写真をアップするのは全くの無意味でもないと思い直し、ナポリ旅行記を早々に再開することにしました。休み休みならば記事を書くのは苦痛ではないのでできる限りつづけます。

所詮このブログは(講義原稿を除き)手前勝手な記事でしかないのだが読者のご寛恕を願う次第である、という事で旅行記の再開です。

前回はサンタルチア港に向かうまでのグルメ編でした。今回はサンタルチア港の散策と卵城の見学である。

港から少し離れたところにある公園のブロンズ像   カモメがナポリ湾を舞う。
ローマ皇帝カエサルみたいだが定かではない。恐らく違うでしょうね。


サンタ・ルチア港の岸壁からベスビオ火山を望む。


港の海岸線 サンタルチア通り。 手前は露天の土産物屋のバギーです。 ブレスレットやカメラの自撮り棒らしき物もある。



軍人のブロンズ像  海岸沿いの道路の曲がり角に立つ。


サンタルチア港に浮かぶボート  


凱旋門のようだがなぜかこの門だけが小島のお城から離れてここにある。門の装飾彫刻は見事なものです。


卵城の外観  小島全体が要塞のようになっている。


サンタルチア港のボートやヨットの停泊所  柔軟体操をするクルー達


卵城へ向かう通路

卵城城門に向かう石橋  橋の欄干に立つ二脚の照明灯が良い雰囲気を出している。


海岸に屹立する卵城城壁


毎度ですまぬが石橋から眺めたベスビオ火山  照明灯を中央に配しボートが桟橋に浮かび、右端には渋い感じの爺さんがいる。うまく風景を切り取れたと私は思っています。


城門上部にある三基の砲台  城壁も高く完全なる城塞ですね。


城門の前にあった鎌のモニュメント  社会主義時代の名残り?

サンタルチア港海岸線  立ち並ぶ立派な建物は5つ星の豪華ホテルだそうである。


ここでWikipediaおよびガイドブックから卵城の解説を引用する。

卵城


サンタルチア港の小島に突出して作られた要塞である。もともとはローマ帝国ルクルスが建築した豪華な別荘であった。
北側から見た卵城
11世紀ノルマン人オートヴィル家ナポリを支配すると、要塞として機能を拡大する。ノルマン人がこの城を築くにあたって、基礎の中にを埋め込み、「卵が割れるとき、城はおろか、ナポリにまで危機が迫るだろう」と呪文をかけたことが城の名前の由来と言われている。アンジュー家統治時代には税を納めるための倉庫に使われた。

嬉しい事に入場料は無料である。それでは城の見学を始める。

かってのサンタルチア港を描く絵画


切り立つような城壁の窓には鉄格子がはめられている。

案内板のような現代彫刻  お城の所々に彫刻の作品が展示されている。

の入口内部  大岩を削って城門としたようである。

この門を通り抜けると石畳の広場がある。 海には、はえ縄漁なのか幾つもの浮き球が漂っている。


城内部

城屋上

城屋上からサンタルチア港の眺め


桟橋に停泊中のヨットやボート


海岸に面する停泊所  道路奥に見えるのが5つ星ホテル 


ベスビオ火山  現在のブログ表紙写真である。


城内展示のブロンズ像  足を縛られた女性を襲う犬を形どっているようである。どんな寓意があるのかはわからない。

城地下  この地下のどこかにが埋め込まれているのだろう。


鶏のブロンズ像


居並ぶ砲台


砲台穴から覗き見


砲台  横にいるのは知らないおじさんです。


砲台二基  

空を舞うカモメ

城屋上から見下ろした風景


城壁

城最屋上  この場所が見学できる最も高い場所となる。個人情報保護のため息子の頭部は消去しています。



この最屋上から眺めた城の建築 

最屋上を下り再び観光客で集う屋上部分に戻る


屋上から眺めるナポリ郊外


城内に展示されていた彫像2点

何を表現しているのか分からない鉄錆びた造形 廃品の再利用みたい。

嘆く裸婦のブロンズ像

そして城見学をおえ、細い通路を抜けて



城外に出たのでした。

これでおしまい。

2018年5月29日火曜日

応用数理C講義 VIII

応用数理C講義の8回目である。今回から5章に入りラプラス方程式を学ぶ。